2001年7月19日PS2用ソフトとして発売された「ファイナルファンタジーX」と今までファイナルファンタジーシリーズは1作完結の形態であったが、人気がとても高く高評価だったためシリーズ史上初となる続編となる「ファイナルファンタジーX-2」を2003年3月13日に発売されてから今なお語り継がれる伝説のゲームがPS4ソフトとして遊べるようになっています。
そんなXが発売されてから、18年もの歳月がたった今更だけどまだやったことないという人にはオススメ作品です。
Xのあらすじ
機械仕掛けの大都市ザナルカンドで「ブリッツボール(水中ハンドボールに近いオリジナルゲーム)」のエース選手の主人公ティーダが試合中に突如現れた謎の巨大怪物「シン」によって都市が襲撃される。その「シン」に吸い込まれてどこかへ飛ばされてしまう。
飛ばされた先で、先ほどまでいた大都市ザナルカンドは1,000年以上前に滅んだことを聞かされる。そんな中で出会ったのが、召喚獣を扱うことができるヒロインのユウナ。
そんなユウナや仲間たちと一緒に「シン」を倒すための旅に出ることになる。その旅の途中で出会う強敵を乗り越え「シン」の謎を解いていく。その「シン」の謎が解けた時に仲間と共に「シン」に立ち向かう。
操作性
ファイナルファンタジー4からずっと継続されていたATB(アクティブタイムバトルシステム)から変更となり、CTB(カウントタイムバトルシステム)が導入されました。
レベルによる成長ではなく、「スフィア盤」と言われるスキルや能力アップを獲得して自分好みに成長させることができるようになっています。
Xの魅力とは?
今作の最大の魅力は、作り込まれたストーリーでシリーズの中で一番泣けると言われるほど感動作となっているところになります。
それまでのシリーズ史上最高傑作の画質を誇り、当時は映画を見ているような気持ちとなりました。シリーズ初となるキャラクターボイスを導入したことによってその映像美を邪魔することなくストーリーを楽しめたことが高評価につながったと言われています。
キャラクターがとても魅力的

主人公のティーダは当時から大人気であったジャニーズのタッキーこと滝沢秀明さんにそっくりで当時話題となり、CMにも起用されました。
そんな主人公だけではなく、アーロンと呼ばれる師匠的存在が物語の重要な存在で、渋くてかっこいいダンディなおじさまとして人気となっています。
他にもシリーズ屈指の美女揃いとなっています。ユウナは歴代ヒロインの中でも1.2を争う人気ヒロインとなりました。
物語を盛り上げる音楽
ファイナルファンタジーの音楽と言えば「植松伸夫」さんです。
もう世界観にぴったりハマっている音楽で泣かしたい時には感動する音楽が流れて、ボス戦のロック調の音楽はとてもかっこよく盛り上がります。
Xを語る上で絶対欠かせないシーンと言える湖でのキスは「世界一ピュアなキス」というキャッチフレーズがつくほどのシーンでの「素敵だね」という音楽は感動を与えるだけではなく、心が浄化されるような気持ちになります。
Xの感動的なラストとX-2の隠しエンディング

「シン」を倒してハッピーエンドということにはならず、感動的なラストが待っています。シリーズの終盤あたりからラストを予感させるようなことを言っていますが、それを上回るエンディングとなっています。
その続編である「ファイナルファンタジーX-2」の隠しエンディングを見ることが出来ればXも含めたハッピーエンドとなり、Xが好きなプレイヤーだったら絶対納得の最後となります。
操作性などは現在もっと革新的なものがたくさん出ていますが、シナリオは歴代ゲームの中でもトップクラスに入るほどの作品となっています。
RPG好きならば一度はやっておくべきで、これから先も語り継がれるであろう伝説のソフトとなっています。